水の家族 [6684回参照されました]
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本の紹介
100% [全309ページ]
状態 読み終わった!
2013/11/17 13:50:09更新
著者 丸山 健二 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
知的に弱い妹とただならぬ関係に陥り、30歳で死んでしまった小説家志望の次男。その次男の死者の視線から、通底する水の音とともに、描かれる、家族の再生の物語である。語られる家族の物語自体は、小説中はよくある禁忌ものであるが、語り口自体で、いくらでも豊穣になりうるものだと、これこそ「文学かも」と思い知らされる。思いのほか読みやすい。三浦しをんの偏愛小説でもある。
読書の軌跡
309ページ | 2013/11/17 13:50:09 |
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