今昔物語集〈本朝世俗部 1〉 (1978年) (新潮日本古典集成) [184回参照されました]
Yooさん がこの本を手に取りました。Yooさんは、これまでに275冊の本を読み、99,385ページをめくりました。
本の紹介
100% [全369ページ]
状態 読み終わった!
2012/07/15 13:37:01更新
著者 阪倉 篤義 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
大化の改新は蹴鞠で意地悪されたから起こったの、と言う感じだが、まあ象徴的出来事として描いているのでしょうね。内大臣が鷹狩で雨に降られて美女に会って懇ろになると言うところまで読んで、確か古事記にも同じ様な話があったのを思い出し、また忘れてしまうのかと思いきや、この人はそうではなく、女を忘れられず、最後には妻に迎えると言う良い話だった。次の人の奥さんを貰ってしまう話も
面白い。国司のところに衣を取り戻しに行った尾張の女を離縁してしまうとは、情けない。その他、百人力とか五百人力とか凄いのが登場する。蝉丸のところに三年も通った博雅は、ちょっと弾いてくれと頼む訳にはいかなかったものかと思う。紀貫之が柱に歌を書きつける話は、親として泣ける。
読書の軌跡
56ページ | 2012/06/23 23:36:07 | うだつが上がらなくても子孫が繁栄すれば勝ち |
146ページ | 2012/06/30 11:55:12 | 尾張の女は五百人力 離縁するなんて何考えてるんだか |
254ページ | 2012/07/07 13:38:32 | 三年も通うか博雅。蝉丸にちょっと頼めば良いのに |
369ページ | 2012/07/15 13:37:01 |
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